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中途採用で馴染めないのは3ヶ月目まで|40代で転職した僕が抜けた順番

転職✖キャリア

入社して数週間。仕事は振られない、会話にも入れない、自分だけ浮いている気がする。

  • *この状態は、能力とは関係なく起きます。** そして多くの場合、3ヶ月あたりで抜けます。

僕は40代・未経験でITコンサル業界に入りました。初日の会議で、一言も話せませんでした。その状態からどう抜けたかを、順番どおりに書きます。

馴染めないのは、性格のせいではない

まず知っておいてほしいことがあります。

中途入社の居心地の悪さは、構造的に起きます。

新卒なら全員が同時に何も知らないので、分からないことが恥ずかしくありません。中途は違う。周りは「経験者が来た」と思っているし、自分もそう振る舞おうとする。

その結果、分からないと言えなくなります。

聞けないから覚えられない。覚えられないから発言できない。発言しないから存在が見えない。見えないから仕事が来ない。仕事が来ないから実績も人間関係もできない。

僕はこの循環に、最初の1ヶ月ではっきり入りました。

1ヶ月目|分からないことを、分からないと言う

最初の壁はここでした。

40代で、しかも未経験。「こんなことも知らないのか」と思われるのが怖かったんです。だから会議で分からない言葉が出ても、その場では流していました。

これは完全に逆効果でした。分からないまま進むと、次の会議はもっと分からなくなります。

変えたのは、聞き方です。

質問ではなく確認の形にしました。

「つまり、これは◯◯という理解で合っていますか」

これなら「知らない人」ではなく「確認している人」に見えます。実際、認識のズレも同時に潰せるので、一石二鳥でした。この言い換えの技術は、その後もずっと使っています(「すぐやります」が信用できない理由)。

2ヶ月目|見えるようにする

次にやったのは、自分が何をしているかを見せることでした。

会議で存在を示せないなら、別の場所で示すしかない。そう考えて、日報を書き始めました。しかも頼まれていない相手に送っていました。

やったこと、詰まっていること、分かったこと。3つだけを3分で書いて流す。

これが効きました。

  • *「何をしているか分からない人」が、いなくなるからです。** 相手の中に像ができると、仕事が振られ始めます。書き方は日報の書き方にまとめました。

中途が「使えない」と言われる原因の多くは、能力ではなく測れていないことです。だったら、こちらから測れるようにすればいい。

3ヶ月目|小さくてもいいので、1つ完結させる

最後は成果です。

大きな提案をしようとすると、どうしても前職の話になります。「前の会社ではこうでした」は、悪気がなくても現状否定に聞こえる。ここでつまずく人をよく見ます。

そうではなく、この会社の中で完結した小さな成果を1つ作る。

資料を1本仕上げる。手順を1つ整理する。誰かの手間を1つ減らす。規模は関係ありません。1つあると、次の発言の重みが変わります。

「向いていない」と思うのは、この時期です

だいたい2ヶ月目あたりで、こう思います。

  • *「自分はこの仕事に向いていないんじゃないか」**

僕も何度も思いました。人の話をちゃんと聞けていない気がする。早く答えを出さなきゃと焦る。フィードバックがつらい。

ただ、あとから分かったのは、それらは性格ではなく、思考と行動のクセだったということです。ほとんどが修正できます(コンサルに向いている人・向いていない人の特徴)。

そして違和感を言葉にできる人ほど、修正して伸びていました。

それでも抜けない場合

3ヶ月やっても状況が変わらないなら、環境側を疑っていいと思います。

  • *評価の保留期間が示されない。小さな裁量すら渡されない。誰も経緯を教えてくれない。**

こういう職場では、誰が入っても同じことが起きます。あなたの問題ではありません。

その判断をどうつけるかは転職しようか迷ったときの判断基準に書きました。軸は「未来の選択肢が増えるか減るか」の一点です。

まとめ

中途が馴染めないのは構造的に起きるもので、性格の問題ではない。

1ヶ月目は、質問を「確認」の形に変えて、分からないを解消する。

2ヶ月目は、日報などで自分を見えるようにする。

3ヶ月目は、小さくてもこの会社で完結した成果を1つ作る。

「向いていない」と感じるのは2ヶ月目あたり。その多くは修正できるクセ。

今つらい人へ。3ヶ月目の自分は、たぶん今の自分とは違う場所にいます。

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